ライオンズクラブ国際協会の紹介
奉仕活動
 



ライオンズクラブ国際協会は、205の国及び地理的領域に45,000クラブ、130万人の会員を有する、世界最大の奉仕団体です。
ライオンズはそれぞれの地域社会にとって様々な事業に参加しています。 これらの事業は公園の清掃から自然災害の犠牲者に対する支援まで、さまざまな分野に及びます。

世界中で、ライオンズクラブはその視力関連の活動で最もよく知られております。この活動は1925年の国際大会でヘレン・ケラーが「盲人のために暗闇と戦う十字軍の騎士」になるように呼び掛けたことから始まりました。

今日ライオンズは視力保全活動の数え切れないほどの地域社会での活動を通じて、また国際的な視力ファースト・プログラムとライオンズ世界視力デーを通じてその任務を拡大し、全うしています。ライオンズクラブ世界視力デーは毎年10月の第2木曜日に、目のケア及び慈善組織、健康管理の専門家などの国連関連機関と共同で開催され、失明撲滅の啓発運動も行われます。ライオンズはまた、発展途上国での眼鏡の配布を目的とした中古眼鏡の収集とリサイクル活動を1年を通じて行い、特に5月は「ライオンズ中古眼鏡リサイクルの月」として熱心に取り組んでいます。

更に、ライオンズは青少年指導プログラムを通じて青少年教育に対する大きな責務を果たしています。また、環境保全や障害者のための住宅建築、糖尿病教育支援、聴力関連事業など、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)を通じ、世界中にあらゆる支援を行っています。

世界のライオンズクラブからの報告によると、毎年のべ4億4,900万ドル、7,600万時間の奉仕を行っていて、これは3万1,000人がフル・タイムで1年間働くのに匹敵するものです。

 



○世界の人びとの間に相互理解の精神をつちかい発展させる。

○よい施政とよい公民の原則を高揚する。

○地域社会の生活、文化、福祉および公徳心の向上に積極的関心を示す。

○友情、親善、相互理解のきずなによってクラブ間の融和をはかる。

○一般に関心のあるすべての問題を自由に討論出来る場を設ける。ただし、政党、宗
派の問題をクラブ会員は討論してはならない。

○奉仕の心を持つ人びとが個人の経済的報酬なしに社会に奉仕するよう励まし、また、商業、工業、専門職業、公共事業および個人事業の能率化をはかり、道徳的水準をさらに高める。
 



ライオンズクラブ国際協会はシカゴの実業家メルビン・ジョーンズの夢が結実したものです。彼は、狭い地域に限られたビジネスクラブの活動範囲を、単に事業に関する問題から地域社会や世界全体の福祉の問題にまで拡大する必要があると考えました。
ジョーンズ自身が所属していた「シカゴ・ビジネス・サークル」もこれに賛同しました。アメリカ国内の類似のクラブに呼び掛けた結果、1917年6月7日、シカゴのラサール・ホテルに27クラブの代表が集まり、会議が開かれました。この会議では、参加したクラブの一つ“Association of Lions Clubs”の名前を継承することとし、同年10月にアメリカ・テキサス州のダラス市で第1回大会が開催され、会則及び付則、目的及び道徳綱領が承認されました。

その中に盛り込まれた一つの理念に「いかなる会員も、ライオンズクラブを経済的利益を得る手段として不正に利用してはならない」というものがあります。この、他者に対する利己的でない奉仕の精神は協会の信条の一つとして受け継がれています。

設立からちょうど3年目の1920年にカナダで初めてのクラブが設立され、ライオンズクラブは国際的な組織となりました。その後、特に1950年代と1960年代を中心として国際的拡大を続け、ヨーロッパ、アジア、アフリカなど世界中でクラブの結成が相次ぎました。

1925年、オハイオ州セダーポイントで開催された国際大会で、ヘレン・ケラーがライオンズに「盲人のために暗闇と戦う十字軍の騎士」になるように呼び掛けました。この時から、ライオンズクラブは視覚障害者に対する奉仕に積極的に取り組んでいます。

国際的な役割を広げる中で、1945年、ライオンズクラブは国連が非政府組織(NGO)の憲章を作成するのを助けるように求められました。そして国連の相談役としての立場は現在も続いています。

1990年、ライオンズは最も意欲的な視力保障事業「視力ファースト・プログラム」をスタートさせました。これまでに、2億200万ドルを投じて世界中の予防または回復可能な失明を根絶するために努力を重ねてきました。

盲人及び視覚障害者への支援に次いでライオンズが力を入れているのは、青少年のための奉仕活動です。また、環境保全や障害者のための住宅建築、糖尿病教育支援、聴力関連事業など、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)を通じ、世界中にあらゆる支援を行っています。

そして現在、ライオンズクラブ国際協会は205の国及び地理的領域に45,000クラブ、130万人の会員を有する、世界最大の奉仕組織の一つとなりました。
 





ライオンズクラブ国際財団は、世界のライオンズの奉仕活動を支援しています。人々からの献金を、各地域でライオンズが独力で行うには資金調達が難しい大規模な人道プロジェクトに対する拠出金として交付しています。LCIFは、ライオンズが地域や世界でより貢献度の高い活動を実施できるよう支援しています。LCIFを通じて、ライオンズは世界中の人々の苦痛を緩和し治癒と希望をもたらすために奉仕をしているのです。

交付金は、自然災害が発生した際の緊急支援と長期復興支援に拠出されます。交付金は視力保護、障害者支援、健康促進、青少年の育成などの活動を支援しています。

LCIFへの献金は全て交付金として支給されます。LCIFの収入はライオンズからの献金が大部分を占めるため、ライオンズからの支援は最も重要です。少ない割合ではありますが他の財団や団体などからの献金もあります。クラブからの会費収入は受けていません。LCIFはまさにライオンズによるライオンズ支援のための組織なのです。

LCIFは1968年の創立以来、9,000件、総額6億4000万ドルの交付金を交付しています。


<一般援助交付金>
7万5,000ドルを上限として、ライオンズの人道主義的な事業を実施したり、拡張するために交付されます。申請者は交付金額と同額の資金を負担しなければなりません。対象となる事業例には、障害者及び恵まれない環境にある青少年のための学校やキャンプの開催など。これまでにライオンズは数えられない程の校舎や公園、ライオンズ・ユースキャンプや保護施設を建設し、移動検眼車の寄贈などを行ってきました。

<視力ファースト交付金>
発展途上国を中心に、予防または回復可能な失明に焦点を絞った事業に交付されます。ライオンズは何百ものライオンズ眼科病院を設置し、アイケアの専門家のためのトレーニングを行い、眼科手術を実施してきました。視力ファーストIIキャンペーン(CSFII)を通じて集められた資金は全額、視力ファースト事業のための交付金として使用されます。

< 四大交付金>
20万ドルを上限として視力保護、障害者援助、健康促進、青少年奉仕の4分野における大規模な事業に対して交付されます。糖尿病教育、低視力などの視力関連事業に加え、ライフスキル・プログラム、ライオンズクエストの推進などに使用されています。ハビタット・フォー・ヒューマニティーとのパートナーシップにより、数多くの家屋の建設も行っています。

<国際援助交付金(IAG)>
5,000〜3万ドルの範囲内で、先進国のライオンズクラブと発展途上国のライオンズクラブが共同で行う人道的事業に対して交付されます。日本のライオンズは毎年、フィリピンで医療奉仕を行っています。カリフォルニアのライオンズはラテンアメリカで眼鏡の配布をし、フランスのライオンズはマリで多数のトイレと井戸を設置しました。

<緊急援助金>
1万ドルを上限として、竜巻や台風、洪水などの天災により100人以上が被害を受けた地域に交付されます。LCIFは例年200万ドル以上の緊急援助金を拠出し、被災者への緊急支援を行っています。

<大災害援助金>
100万ドルを上限として、国際的に甚大な影響のあった災害に対して交付されます。

<用途指定援助交付金>
特定の事業を支援する献金者のためにLCIFが取り扱う用途を指定された資金です。資金は単独で管理され、他の一般の人道的交付金として使用されることはありません。最近の例では津波災害、ハリケーン・カトリーナ、CSFIIなどがあります。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 













































































































































































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